5000年の歴史を持つインドの伝統医学アユールヴェーダには、現代の私たちの身体と心を健やかにし、潤いある活き活きとした生活を送るためのレシピがあります。今回は現代人の乱れた食生活からお疲れ気味の胃腸の消化力、代謝アップのために、食前に食べると良いとされるレシピをお届けです。

未消化物が毒素になる

インドの伝統医学アユールヴェータでは、健康を保つうえで食事のコントロールをとても大切にしています。健康なカラダとココロは、私たちが口から食べるモノで決まるといっても過言ではありません。何を食べるのか何を飲むのかはもちろん大事ですが、考え方のひとつとして「消化力を下げないように食べること」が大切。アユールヴェータでは、消化や代謝に関わるエネルギーのことを「アグニ(消化の火)」と呼びます。このアグニの火が弱まると、上手く消化することが出来なくなり、カラダに余分な未消化物が残ります。この未消化物のことをアユールヴェータではアーマと呼び、これが毒素となりカラダに蓄積されると排泄がスムーズにいかなくなったり、病につながるとされています。

消化力をアップさせるレシピ

不規則な食事の時間帯や、暴飲暴食、ストレスを抱えているなど、消化の火が落ちる理由はいろいろあります。改善したくても仕事によってはなかなか改善出来ない状況もありますよね。そこで今回は消化の火を高めて未消化物=アーマを無くすために、食事の前に獲るといいものを紹介します。それはショウガです。

【材料】food1-1kai

ショウガ 1片

レモン汁 少々

岩塩 ひとつまみ

【作り方&食べ方】
food1-2kai薄切りにしたショウガに、レモン汁と岩塩をかける。

食事の20分前に一切れを食べる。毎食ごとに食べるとベター。

 

 

作りたてを食べよう

  アユールヴェータでは、消化の人を低下さえないために、温かいモノ、そして作りたてを食べようという考えもあります。消化の火が燃えているのに、そこにわざわざ冷たいものを流し込むのは消化の火を弱めるとされているため。また作ってから3時間以内に食べるのが良いとされていて、作り置きしたものや冷凍食品、缶詰といったものを継続して獲ることは不活発なエネルギーが増えてしまうと考えます。さらに消化される分だけ適量を食べることや食べる速度も速過ぎずよく噛んで食べること、リラックスした状態で怒りながら食べないことなど推奨しています。

5000年前からある智慧ですが、全て現代に通じる考えだと思いませんか? 忙しさ追われると、ついつい適当になりがちな食事の時間ですが、改めて当たり前のことを見直すだけでもカラダとココロに健やかな平和をもたらしてくれるはずです。

(ヨガドライブ編集部)