タダーサナはヨガの全ての立ちポーズのベースとなる基本姿勢です。

“正しい姿勢で真っ直ぐ立つ“ことは 簡単そうに思えますが実は奥が深いポーズ。しっかりと意識してこのポーズを行うとたくさんの素敵な効果が得られます。 

美しい姿勢を手に入れる

タダーサナはヨガの全ての立ちポーズのベースとなる基本姿勢です。いっけん“真っ直ぐ立つ“ことは簡単そうに思えますが、実は正しい姿勢で真っ直ぐ立つことはとても奥が深く難しいのです。でもこのポーズがしっかりと意識して行うことが出来るようになると、多くの素敵な効果が得られます。たとえば、姿勢の改善されることで、身体の左右バランスの歪みを整えることが出来たり、正しく立つためには全身のインナーマッスルを使うので、基礎代謝アップが得られたり。また肩こりや腰痛の改善にも貢献。さらには立ち姿が格好良くなります。いいこと尽くしのタダーサナ。さっそくやり方を説明しましょう。

タダーサナのやり方

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<1>足の親指同士を軽く寄せ合い、足の指が正面に向くようにして床に立ちます。足の小指側の側面、母指球(親指の付け根)から5本の指の付け根、踵の外側全体で床をしっかりと踏み、土踏まずを引き上げます。足の指は柔らかく床に下ろす様に。左右の足に均等に体重がかかるように意識します。

<2>内腿同士を寄せ合い、膝頭、腿前面の筋肉を引き上げ、尾骨は床のほうに長く伸ばし、恥骨を上に引き上げていきます。骨盤を持ち上げる様な意識を持ちましょう。

<3>骨盤から背骨ひとつずつ積み上げる様に頭頂を引上げ、背中側の肋骨を後に押出して肋骨前面が飛び出ないように。胸を引上げ、肩甲骨を軽く背骨の方に引き寄せます。

<4>肩の力を抜いて、両腕を自然に体側に沿わせ下ろします。鎖骨を左右に長く伸ばすように意識し、視線を真正面の高さに合わせます。

<5>息を吸い1~4を意識しながら身体を整え、吐きながら余計な力みを抜いて身体の表面を柔らかく保ちます。 横から見ると、くるぶし、大腿骨(足の付け根の骨)、腰骨、肩、耳が一直線になっています。

多くの素敵な効果を得られる、ヨガの基本ポーズ「タダーサナ」。朝、服を着替えるときに鏡の前で、駅のホームや電車の中、ちょっとした待ち時間に。すき間時間で練習をして、正しい姿勢を磨いてみてくださいね。

 

(ヨガインストラクター/ダンサー 生出さやか)


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生出さやか
幼少期からピアノ、バレエ、ダンスを習い“音”と“身体の動き”を連動させることが好きだったのですが、子供の頃から身体が弱く、風邪をひいては寝込む……の繰り返しでした。そんな身体の弱さを受け入れながら大人になり、大学を卒業後就職。ところが体力的にも精神的にも身体の弱さが露呈してしまい、会社員時代は何とか“気力”で乗り切る日々になりました。そんな中友人に勧められたのがヨガ。体力がなくても無理なく身体を動かせて、呼吸と共に心が自然とリラックスしてゆく感覚を得て、ヨガの虜になりました。今ではヨガのお陰でわたし自身も信じられないくらいに、体力、持久力、免疫力がアップしました。そして何より“人と比べない”“自分らしく”というヨガのマインドが、毎日をさらにハッピーにしてくれています。2015年2月より本格的にヨガインストラクターとして活動開始。年齢、性別関係なく、どんな状態の方でも続けていけるヨガを提供することがテーマです。お会いしたかたが、その人らしく、幸せに過ごせるきっかけになることが出来たらと思い、活動を続けています。