5000年の歴史を持つインドの伝統医学アユールヴェーダでは、食事は大切な療法のひとつとして考えられています。身体も心も健やかに過ごすにはとても大切な療法です。オーストラリア・バイロンベイでアユールヴェータライフを送っている香奈先生の日々の食事便りをお届けします。

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アユールヴェータで考える食事

アーユルヴェーダでは、食事は大切な療法のひとつと考えられています。 その人の体質、時間帯、季節、消化力にあわせてメニューを決めるのが良いとされていますが、決して「食べてはいけない」という考え方ではないところが私は好きです。 ルールも基本を覚えて、あとは食べ合わせや食べる時間に配慮すればオッケーなので、生活に取り入れやすいんです。

消化力が一番高い時間帯

今日の私のお昼はベジカレーとパラタ、少しだけライス。パラタはインドのアタ粉という全粒粉で作られたブレッドで、ナンやチャパティと同じようにインドでは主食として食べられています。お昼の時間帯はドーシャクロックのピッタの時間帯(アーユルヴェーダでは、宇宙にある物質は「空・風・火・水・土」の五大元素によって構成されていると考えられています。どの要素がどの時間帯に強いというのが自然のルールで定まっています)。ピッタとは火と水で作れているエネルギーのことです。一番消化力が高い時間帯なので、1日のうちに一番重たい食事をいただきます。特に私がいるオーストラリアはまだ冬。寒い季節はこれまた消化力の高い季節なので、たくさん食べています。

お料理に使われているギー

ベジカレーとパラタには、ギーという油が使われています。ギーはアーユルヴェーダでは一番良いとされている油なのですが、こちらはたくさん効能がありすぎるので、また次回ということで。ドーシャクロックについてもまた説明します。

賢くアーユルヴェーダの叡智を取り入れて、美味しく楽しくお食事を楽しみましょう。

(ニーマルヨガ認定講師/岩崎香奈)


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岩崎香奈
岩崎 香菜(いわさき かな) ニーマルヨガ認定講師 オーストラリア・バイロンベイ在住。ニーマルヨガ認定講師、全米ヨガアライアンスRYT500取得、バイロンアーユルヴェーダカレッジ在籍。ネパール出身のアーユルヴェーダドクターでもあるヨガ講師、ニーマル・ラージ・ギャワリ氏のヨガとアーユルヴェーダの教えを生活に取り入れたところ、持病のアトピー性皮膚炎の完治や、日々エネルギーにあふれる生活を送れるようになったことでヨガの魅力に気付く。 マーケティングエージェンシーとして働きつつヨガとアーユルヴェーダを学ぶ中、日々の忙しさや困難な出来事も、毎日の瞑想やヨガの練習、マインドの使い方により難なくこなせるようになったことを実感。そんな課題を達成した頃、「学びたいことができたら海外で」という夢を叶えるため、大好きな地オーストラリアのバイロンベイでアーユルヴェーダカレッジに通うことを決める。海に面しナチュラル志向が強く大好きなバイロンベイで、絶賛アーユルヴェーダライフを送っている。ヨガやアーユルヴェーダに関する執筆や、翻訳の仕事もこなす。