ここ数年でぐっと増えたランニング人口。始めやすいだけに、ケガをしないためにも注意したい点を、ヨガを用いてラン後の身体のメンテナンスを行っているぶっきーこと、寿先生。今回は、ランナーにおすすめしたいヨガのポーズを紹介です!

ヨガで手に入るふたつの筋肉

安全で楽しいランニングライフには「ヨガがおすすめ!」と、前回のコラムでお話ししました。ヨガのポーズで求めていくのは『強さとしなやかさ』ですが、走り込みなどのトレーニングを重ねて育てる「走るための筋肉」と、ストレッチなどのケアで育む「ほぐれた筋肉」がヨガでは同時に手に入れることが可能です。

というわけで、これから数回にわたり、ランナーにとって効果の高いヨガポーズをご紹介します。

プランクとダウンドッグ

まずは基本の「太陽礼拝」の流れから『プランク』と『ダウンドッグ』です。

プランクは筋トレメニューに取り込まれている方も多いかと思います。

身体のラインは立っている時と同じイメージで、まっすぐ(プランクは「板」の意)、腕は肩の真下に置き肩甲骨をやや離すことで首を長く保ちます。誰かが背中に座ってもいいくらいの気持ちで強い板を作りましょう。

 

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次にダウンドッグ。

ヨガを始めたてのかたにとっては、なかなか上手く出来なくて、最初にぶつかる壁のような存在のポーズですが、長時間走ると硬くなりやすい脚の裏側や肩まわりも伸ばせる上に、脚を引き上げるための腹筋や腸腰筋を育てることにできる万能ポーズです。

どちらのポーズも肘を後ろに引くときに必要な「前鋸筋」という鍛えにくい筋肉をほぐしながら使うことができているのが大きなポイントかと思います。

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脚以外の筋肉をいかに働かせるかが鍵

走るためには強い脚力が必要!ととかく思われがちですが、何時間も同じ筋肉ばかりを使い続けていたらどんなに鍛えても間に合いません。いかに脚以外の筋肉を働かせて脚を休めるか?が走力UPの鍵になります。

長く走ると呼吸より脚がつらくなる、練習するたびに脚ばかりに疲れが残るという方は特に他の筋肉の動きに目を向けて見てくださいね。

それでは今日もナイスランで!

 

(ヨガ講師 寿 絵美子)


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寿絵美子
高校時代に体調を崩し思うように運動ができずマネージャーとして部活動に参加、そこから「体を見立てる」ことに興味を持つ。体調が改善した大学時代は夢中で体を動かす。卒業後は某アパレルメーカーに就職、営業~経理と時間に追われ仕事をしていた頃、スポーツクラブでYogaと出会う。 自他共に認める身体の硬さ。「ケガなくパフォーマンスを上げるには?」という思いからYogaを通じて柔軟性と向き合うことを決意。自分と向き合いYogaを突き詰める中で、もっと身近な仲間や自身の可能性を引き出したいと願う方々にYogaを伝えたいという想いが強くなり、ヨガインストラクターの道へ。そして自分らしくYogaを伝えられる場所を、と一念発起して本格的に独立し、スタジオを開設。 レッスンのモットーは『心に笑顔を、身体に効果を』。 周囲からいただく笑顔とひたむきな姿勢が心の栄養であり、人生のスパイスになっている。 またRunもYogaとほぼ同時期にスタート。当初は身体を絞るために始めたが、現在は「動く瞑想」としての存在に。仲間の誘いがきっかけでレースに出始め、今では駅伝~フルマラソンにシーズンで10本ほど出場。 過度な練習やケア不足でケガに悩む仲間を見て「安全に満足のいく走りを」と、Run後のストレッチや日常のケアについてのアドバイスを開始。所属のランニングクラブをメインにYogaでのサポートも行っている。