オーストラリアのバイロンベイ在住の岩崎さんから定期的に届く、お便り変わりのエッセイ。アユールヴェータを日常に取り入れて、心穏やかでていねいな日常を送る中で得た、自然からの素敵な贈り物のような気づき。それはわたしたちが心豊かな人生を送るためにも共有できるものばかりです。

季節に合わせた過ごし方をする

日本では夏が終わりかけ、秋めいてきた頃ですね。オーストラリアは南半球で真逆なので、季節も反対で冬が終わり、春が近づいてきています。どこにいても、その土地の季節に合わせた過し方を大切にすることで、健康でいられるとアーユルヴェーダは教えてくれます。

季節の変わり目はクレンズを行う

夏と梅雨の時期、火と水の要素を持つドーシャ、ピッタが私たちの周りを取り囲んでいました。それによって、身体の中のピッタドーシャが増えすぎて、食欲や消化力が下がったり、身体の中に熱がこもっている感覚を持つかたも多いのではないでしょうか?そこで、季節の変わり目にはその時に適したクレンズをすることが薦められます。正確には日本ですと9月中旬頃がちょうどピッタが落ち着く時期です。

イライラやネガティブな感情も排出

クレンズの方法は、キチュリという豆、米、ギーとスパイスで作るおかゆを中心に食べ、クレンズの一つの方法であるクンジャラ(塩水を胃に入れて、吐き出します!)を定期的に2週間行い、最後にピッタを排出するメディスンを飲みます。荒治療とも言えるアーユルヴェーダのクレンズ方法ですが、手軽におうちで出来て、効き目の高いものばかりです。

このクレンズをすると、身体の中の熱はもちろん、イライラやネガティブな感情も一緒に吐き出すことも出来ますよ(アーユルヴェーダ的にはサトヴィックなエネルギーが増える、と言います)。

完全に行うには最初はプラクティショナーのアドバイスがあったほうが良いのですが、取り入れられるものだけ取り入れても効果は感じられます。というわけで、みなさんでも手軽に取り入れやすい、キチュリーの作り方を次回はご紹介しますね。

(ニーマルヨガ認定講師/岩崎香奈)

.


前の記事「不調」をなおすヒントは生活の中に
次の記事“胃”を休ませたいときにはキチュリーを。
岩崎香奈
岩崎 香菜(いわさき かな) ニーマルヨガ認定講師 オーストラリア・バイロンベイ在住。ニーマルヨガ認定講師、全米ヨガアライアンスRYT500取得、バイロンアーユルヴェーダカレッジ在籍。ネパール出身のアーユルヴェーダドクターでもあるヨガ講師、ニーマル・ラージ・ギャワリ氏のヨガとアーユルヴェーダの教えを生活に取り入れたところ、持病のアトピー性皮膚炎の完治や、日々エネルギーにあふれる生活を送れるようになったことでヨガの魅力に気付く。 マーケティングエージェンシーとして働きつつヨガとアーユルヴェーダを学ぶ中、日々の忙しさや困難な出来事も、毎日の瞑想やヨガの練習、マインドの使い方により難なくこなせるようになったことを実感。そんな課題を達成した頃、「学びたいことができたら海外で」という夢を叶えるため、大好きな地オーストラリアのバイロンベイでアーユルヴェーダカレッジに通うことを決める。海に面しナチュラル志向が強く大好きなバイロンベイで、絶賛アーユルヴェーダライフを送っている。ヨガやアーユルヴェーダに関する執筆や、翻訳の仕事もこなす。