「ヨガ」と聞くと、みなさんどういうイメージですか? 「何やらおかしなポーズをとるやつでしょ?」、「宗教だよね」と、私(僕)には無理!と拒絶されるかたもいます。ヨガの発祥は確かに宗教。そして外からポーズを見ていると不思議なポーズだと思う方もいると思います。古代インドの伝統的な宗教的行法です。でもヨガドライブでお伝えするヨガは、1990年頃から始まった、宗教的な要素を排除した現代ヨガ体と心を鍛えて整えるためのツールとして活用しています。

Young yoga woman at sunrise mountain peak cliff edge

ヨガは体幹を鍛えるツール

ヨガと聞くと、よくみなさんの頭に浮かぶイメージのポーズが、立木のポーズ。立木のポーズは、足を揃えて立ち、右の足首を左の脚の付け根に置き、両手を頭上にあげて、頭の上で合掌をするポーズです(写真参照)。最近ではテレビドラマなどにもヨガをやっているシーンが登場するのですが、高い確率で、立木のポーズは出てきます。単純にポーズをまねるだけなら、「何やらおかしなポーズ」という印象になってしまうのはしかたがないこと。でも、きちんと、体幹をつかって足裏を駆使し、呼吸と連動させてポーズをとると、立木のポーズは、体幹を鍛え、体のバランスをとるための筋肉トレーニングになります。

 

立木のポーズは、体幹を鍛えるポーズ

※左記の写真は立木のポーズ。足首を脚の付け根に置くバージョン。

 

 

 

 

 

 

 

 

※立木のポーズ。右の足裏を左の内太ももつけるバージョン。

左足裏でしっかりとマットを踏む。とくに、親指の下、小指の下、かかとの3点を意識して、マットを踏む。右膝は外側をむけ、下半身の筋肉を使う。

吐く息で、おへそを背中に近づけるようにし、ろっ骨と骨盤の間の空洞となっている「腹筋群(体幹と呼ばれている部分)」の筋肉を使う。

両肩は上がりやすいので下に下げ、肩甲骨の位置を正しい位置に戻す。

 

 

戦士のポーズは全身運動

戦士のポーズもよく見かけるポーズです。最近だと、保険のテレビCMで、嵐の桜井翔さんと、南果歩さんがポーズをとっていました。こちらのポーズも見た目はヨガっぽいポーズで、楽にポーズがとれそうに見えますが、しっかりと使う筋肉を意識して体を使うと、全身の運動になるポーズ。股関節まわりの筋肉トレーニングをはじめ、肩まわりはインナーマッスルを使い、お腹まわりは体幹を鍛える。呼吸と連動させることで、全身の血の巡りもよくなります

(ポーズ解説)前の膝の真下にかかとがくるように。前の膝とつま先は前方に向け、しっかりと地面を踏み込み、後ろに伸ばしている腕を鎖骨から指先まで真っ直ぐに伸ばす。後ろの足で地面をしっかりと踏み、前方の腕を鎖骨から指先まで伸ばし、クロスライン体を使って大きく開く。吐く息でおへそは、背中に近づける

Woman doing Hatha yoga asana Virabhadrasana 1 Warrior Pose outdoors on ocean beach on sunset. Kerala, India

見よう見まねで、写真と同じポーズに近づけることは誰でもできると思いますが、体に効かせるためには、解剖学の学びが必須。筋肉と骨を理解して、ポーズをとることで、ヨガは現代人にとって、体と心を鍛えるためのツールになります。上手にヨガを使って、生涯、心地よく動く体を目指しましょう。


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鈴木珠美
カーライフアドバイザー/ヨガインストラクター 株式会社三栄書房にて、オートスポーツ誌、オプション誌の編集部員を経て独立。独立後は女性誌、ブライダル誌にて「女性のライフスタイル」企画に携わり、編集執筆と同時に車の専門誌の編集記者として活動。 2006年~女性のためのカーライフマガジンの編集長を経て、車の楽しみ方、付き合い方レシピ等「車生活」をあらゆる角度からプロデュースするオフィスタマ株式会社を設立。 個人では、カーライフアドバイザーやドライブデート評論家として執筆、テレビ、ラジオ、セミナーに出演。車内の香り選び、お掃除術、成功するドライブデートプラン、運気をアップする車内の整理整頓術などドライバー視点で興味のあるテーマを取り上げて発信している。 またヨガインストラクターとして、ドライブの小休止時に安全運転につなげるためのヨガの要素を入れたストレッチの提案を雑誌、WEB、イベントで行っている。